10月28日

鳥取にて開催された「全国豊かな海づくり大会」に伴い、
米子支社管内では実に約8年ぶりに御召列車が設定された。

撮影に向けて諸先輩諸氏と綿密な打ち合わせを行い、運転3日前に鳥取入り


途中、若桜鉄道若桜駅に寄り道
夜空には美しい星空が広がっていた。


JR四国より譲渡された高知運転所の12系ロザ


「わかさ」のサボが入れられ、若桜鉄道の仲間入り


譲渡直後は痛々しい姿で留置されていた。

10月29日

早朝、鳥取市街に到着


鳥取鉄道部に留置されている御召編成


一般車両に囲まれながらも、警備員による24時間監視が行われていた。


本番の時を待つ…

10月30日


撮影地の下見がてら、暇つぶしで撮影


色づく柿とタラコなキハ47

10月31日

そして迎えた10月31日、御召列車運転日
当日は早朝から生憎の曇天…


晴れ間もほとんどなく、同業者誰しもが半ば諦めかけていた。

長い長い待機時間を経て、まもなく御召列車通過の時…
諸先輩より「泊〜松崎ツカ」の一報、天候は相変わらず回復する見込みは無し。
徐々に上空のヘリコプターの音が近づき、一同の緊張感は一気に高まる…
そして、踏切が鳴動した途端、先程までの曇天が嘘かのように、雲間から一気に陽が射した!

シャッターボタンに手を掛ける、緊張のあまりか手は震えていた。


日章旗をなびかせ、颯爽と駆け抜けていく御召列車

「よっしゃ…決まった!!」 心の中で思わずガッツポーズ!
直前の陽射しは編成全体を照らし出し、我々に奇跡をもたらした。

最後尾にご乗車されていた天皇皇后両陛下のお姿もしっかりと拝見し、拍手喝采で通過を見送った。

撮影後は倉吉市街の御列渋滞に阻まれながらも、一路米子方面へ


伯耆大山〜淀江まで先回りし、無事に回送区間も撮影

感動の余韻に浸りながら、これにて撤収

現地にてお会い・ご一緒しました諸先輩方、大変お世話になりありがとうございました。

 

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