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2013年10月6日 訪問
この日、初訪問となった片上鉄道
日付が変わる頃に出発し、一路岡山方面へ
まずは旧益原駅跡に保存されているワムハチを撮影
雨に打たれ、ナトリウム灯に輝く車体…
未明に旧吉ケ原駅の「柵原ふれあい鉱山公園」に到着
廃止当時の面影を色濃く残す駅舎
保存会の方のご厚意で、展示運転前に客車を開放して頂いた。
この車両は片上鉄道自社発注の客車であり、国鉄の旧客とはまた違った造りになっている。
木製の座椅子、ニス塗りの床材、白熱電球
全てが現役当時のまま、タイムスリップしたかのような気分を味わえる。
[ 吉ケ原 − 片上 ]
果たしてこれは当時のサボなのだろうか。
朝靄のかかる吉ケ原駅構内
試運転まで時間があったため、これを撮影して暫し仮眠
仕業点検のタイフォンで目が覚め、撮影再開
左:元国鉄のキハ07形気動車。原形のキハ07形の保存車は日本に2両しかなく、唯一動態保存されている車両。
右:元国鉄のキハ41000形気動車。元はガソリンカーであり、気動車では日本最古の動態保存車。
いずれも歴史的に大変貴重な気動車である。
様々な点検を終え、いよいよ展示運転線へ
タイフォンを響かせ、小ぶりなキハが行く
※防護ヘルメット・安全チョッキ着用の上、特別な許可を得て線路際より撮影
コスモスを横目に。
明け方までの降雨が嘘のように澄み渡った空
午後からはお待ち兼ねのキハ07が展示運転運用に充当
※防護ヘルメット・安全チョッキ着用の上、特別な許可を得て信号柱の上より撮影
「ふるさと」のヘッドマークが掲出され現役時代を彷彿とするよう。
まだまだ暑き初秋、窓全開で走るキハ07
実る稲穂、真っ青な秋晴れ、そして単行のキハ07
最高の組み合わせ!
午後の最終便には、DD13率いるワムハチ&客車の混結列車が充当
DD13は半年ぶりの稼働だったようで、初訪問ながらこれだけの運転を見られて幸運であった。
老体に鞭打って、素晴らしい走りを見せてくれた。
これにて展示運転終了
片上鉄道保存会の皆様、撮影許可を快諾して頂きありがとうございました。
この場を借りて御礼申し上げます。